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すごい無意識|感想評価書評|なぜかうまくいく人の考え方とは?

2020年2月22日

今回の記事では、梯谷幸司著「すごい無意識」の書評を紹介したいと思います。

  • 「すごい無意識」ってどんな本なのか知りたい。
  • 「すごい無意識」の内容が良ければ購入したい。

と思っている人はぜひ参考にしてください。

 

「なぜかうまくいく人のすごい無意識」の感想

「すごい無意識」を読んだ感想

「なぜかうまくいく人のすごい無意識」では、成功するために必要な「考え方」について紹介されています。

多くのビジネス書や自己啓発本でマインドの話が紹介されていますが、この本はそれらのマインド論を体系的にまとめたような内容になっています。

「どのような考え方をすればうまくいく人になれるのか」

ということが分かりやすく書かれているので、

「頑張っているんだけどなぜか上手くいかないな・・・」

と思っているならぜひ読んでもらいたい一冊です。

 

すごい無意識の中身をちょっとだけネタバレ

「すごい無意識」の中に書かれている内容をちょっとだけネタバレしちゃいます。

もちろん、ちゃんと読みたい人はお金を払ってAmazonで買ってくださいね。笑

ちなみにKindle版では単行本の半額以下の値段で買えるので、できるだけ安く書いたいならおすすめです。

 

「メタ無意識」によって成功と失敗が分かれる

悩む男性の画像

「すごい無意識」は、なぜかうまくいく人とそうでない人では「考え方」に違いがあると説明しています。

うまくいく考え方をしていれば、うまくいくための行動をし、最終的には良い結果が出るからです。

では、その「考え方」は何によって決まっているのか?

人間の考え方のベースとなる潜在意識に影響を与える意識を、この本では「メタ無意識」と呼んでいます。

 

意識には、僕たちが普段頭の中で考えている「顕在意識」と、僕たちが知覚することができない「潜在意識」があります。

顕在意識と潜在意識の仕組み

割合でいうと、顕在意識は全体の約1%、潜在意識は全体の99%と言われています。

なので、顕在意識で

「お金持ちになりたい!」

と思っていても、潜在意識の中で

「俺はどうせ成功なんてできないよ」

というアイデンティティやイメージを持っていれば、それが現実になってしまいます。

ライ
メタ無意識を変えることによって、潜在意識が成功する考え方に変わります。 その結果、仕事や人間関係、健康が「なぜかうまくいく」ようになるんです。

 

 

人間の無意識には14のパターンがある

人間の無意識のイメージ

「すごい無意識」の中では、人間の無意識には14のパターンがあると紹介されています。

パターン1 主体性【主体行動型・反映分析型】
パターン2 動機づけの方向性【目的志向型・問題回避型】
パターン3 喜びの判断基準【他者基準・自分基準】
パターン4 思考の方向性【過去基準・未来基準】
パターン5 動機づけの選択理由【プロセス型・オプション型】
パターン6 どちらを重視するか【人間重視型・物質タスク重視型】
パターン7 目的の焦点【目的基準・体験基準】
パターン8 現実の責任者は誰か【他者原因型・自分原因型】
パターン9 物事のとらえ方【悲観基準・楽観基準】
パターン10 判断するときの心理状態【分離体験型・実体験型】
パターン11 それは誰が決めたのか【義務型・欲求型】
パターン12 自己認識【限定的自我・絶対的自我】
パターン13 本気度合い【結果期待型・結果行動型】
パターン14 根本欲求【生存欲求・目的欲求】

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この14パターンの中で、自分はどちらの型になっているかでメタ無意識の方向性が決まります。

そして成功者に共通する型というのがあるので、そちらの型に無意識を合わせることで、徐々にうまくいく人の考え方に近づいていきます。

この部分は「すごい無意識」の根幹になる考え方で、僕も非常に参考になりました。

 

「頑張る」「目指す」ではなく「目標を達成する」

目標を達成するイメージ画像

「頑張る」や「目指す」という言葉を使うと、目標を達成できなくなってしまうということが書かれていました。

「頑張る」「目指す」は行動のプロセスに焦点が当たっており、ゴールや結果には注目していないからです。

目の前のペンを取ろうとしたときに、

「私はペンを取ることを頑張ります!」
「私はペンを取ることを目指します!」

と言うと、いつまで経ってもペンが取れませんよね。

目標を達成したいのであれば、

「私は20〇〇年の○月○日までにこの目標を達成します」

という結果に注目した言葉を使う必要があります。

言葉の使い方一つで無意識に与える影響が変わってきますので、言葉って恐ろしいですね。

 

「すごい無意識」著者の梯谷幸司さんについて

「すごい無意識」の著者の梯谷幸司(はしがいこうじ)さんは、「人間心理学」「言語心理学」「NLP(神経言語プログラミング)」などの専門家に師事し、独自の成功理論「梯谷メソッド」を確立した人間心理のプロフェッショナルの方です。

特典のセミナー動画で話している姿を拝見しましたが、見た感じはビシッとスーツを着こなした経営者といった感じ。笑

2018年からは東京大学大学院で心理技術の裏付けとなる研究を行うなど、新しい分野の研究にも精力的に活動されているそうです。

 

すごい無意識の書評まとめ

今回は「なぜかうまくいく人のすごい無意識」の書評を紹介させてもらいました。

成功するための考え方について科学的な根拠に基づいて紹介されており、非常に参考になる本でした。

多くの成功者が言うように、結果を出すために必要なのは知識やノウハウではなくマインド(=考え方)です。

成功者の考え方を身につけて、仕事やビジネスで結果が出せるようにしていきましょう。

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