どうも!ライ(@rain0te)です。
今回の記事では、ブログの直帰率の目安や離脱率との違い、改善方法などについて解説していきます。
Googleアナリティクスで直帰率や離脱率を調べることができますが、自分のブログの直帰率が高いのか低いのかって判断が難しいですよね?
そこで今回は、個人ブログの直帰率の平均値であったり、どのような考え方で改善していけばいいのかを解説していきます。
- 直帰率の目安や平均値を知りたい
- 直帰率を改善する方法を知りたい
こんな悩み・疑問に答えます。
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ブログの直帰率、離脱率とは?用語の意味を解説します
直帰率や離脱率などの用語の意味について解説していきます。
言葉だけだとなかなか違いが分かりにくいと思うので、図解を使って分かりやすく説明をしていきます。
直帰率は1ページだけ読んで帰った人の割合
直帰率とは、ブログに訪れた訪問者のうち1ページだけを読んで帰った人の割合です。
つまり、直帰率とはブログ全体の訪問者数のうち、何%の人が1ページしか読まなかったのかを表しています。
例えば、あなたのブログのトップページに5つの訪問があったとします。
そのうち3つの訪問では、トップページを読んだ後に別のページも閲覧しました。
残りの2つの訪問では、他ページを見ることなくブログから帰っていきました。
この場合の直帰率としては、2÷5=40%という計算になります。
離脱率は各ページで帰った人の割合
直帰率と似た言葉に、「離脱率」というものがあります。
離脱とはユーザーがブログの外へ出てしまうことを指し、ブラウザを閉じたり別サイトへ移動することです。
離脱率とはあるページAを読んだ訪問者のうち、そのページを最後に離脱してしまった人の割合を指します。
直帰率は1ページだけ読んで帰ってしまった人の割合ですが、離脱率はそのページでどれくらいの人が離脱してしまったのかを表す指標です。
個人ブログの直帰率の目安は70〜80%
個人ブログの直帰率の平均は70~80%と言われています。
このブログ「ライノート」のアクセス解析データを見ても、直帰率は79.91%となっているためほぼ間違いないでしょう。
ただ、直帰されるということにもポジティブとネガティブがあります。
- ポジティブな直帰:記事で誘導したページ(アフィリエイト商品ページなど)に読者が移動した
- ネガティブな直帰:記事がつまらない、読みにくい、分かりにくいから検索画面に戻って他の記事を探しに行った
ポジティブな直帰であればユーザーが行動を起こしているのでGoogleの評価は上がりやすいですが、ネガティブな直帰の場合はGoogleの評価は下がってしまいます。
考えてみれば当たり前ですが、一度記事を読みに来たユーザーが検索画面に戻った場合、Googleからするとその記事は良くない記事という判断になる可能性が高いです。
これはSEO業界の中でも良く言われていることなので、大きく間違ってはいないはず。
直帰率よりも滞在時間の方が重要
直帰にはポジティブとネガティブの2つがあるため、「直帰率が高いからGoogleからの評価が下がる」と一概には言えません。
なので、意識するべきなのは直帰率よりも滞在時間です。
という仮説が立てられるため、他の記事に比べて滞在時間が極端に短い記事は修正したほうが良いでしょう。
ちなみにこのブログ「ライノート」の過去30日のデータを見ると、平均ページ滞在時間は2分48秒でした。
滞在時間はジャンルなどによって左右される部分ではありますが、この数字が極端に少ない場合は改善の余地があります。
ブログの直帰率や離脱率を下げるための改善方法
ブログの直帰率や離脱率を下げるための改善方法を5つ紹介します。
ここで挙げた5つの方法を実践することで、ユーザーが1ページだけ読んで帰ってしまう「直帰」を防ぐことができるでしょう。
結論からお伝えすると、
- 読者の次の行動を意識したライティングをする
- ユーザーの検索意図を満たす見出し構成を作る
- 記事タイトルと記事の内容をマッチさせる
- 読者が読みやすいデザインを意識する
- 各ページの滞在時間を伸ばすことを意識する
の5つです。
ここから1つずつ詳しく解説していきます。
読者の次の行動を意識したライティングをする
直帰率を下げるためには、「その記事を読んだ読者が次に何を知りたいのか?」ということを考えてライティングを行う必要があります。
読者は記事を読みながら、
「もっとこういうことも知りたいな。」
などのことを考えているため、疑問や欲求が生まれたタイミングで別の記事への誘導を行うのがおすすめです。
具体的には、記事の中で他記事への内部リンクを送るような方法になります。
適切なタイミングで別記事への誘導を行うことで、1人の読者が複数の記事を読んでくれるので直帰率の低下に繋がるでしょう。
ユーザーの検索意図を満たす見出し構成を作る
ブログ記事の直帰率を下げるためには、読者の検索意図を満たす見出し構成を作る必要があります。
検索意図とは?
Google検索でキーワードを打ち込むユーザーが何を求めているかということ。
ユーザーは基本的に、何かしらの知りたいことや解決したい問題があって検索エンジンを利用しています。
その検索意図を把握し、解決に導いてあげるような内容を記事コンテンツにすることにより直帰率を下げて滞在時間を伸ばすことが可能です。
記事タイトルと記事の内容をマッチさせる
ブログ記事のタイトルと記事の内容をマッチさせるように意識しましょう。
基本的にユーザーはタイトルを読んで興味を持って記事を読みにくるので、タイトルと内容が合っていないとすぐに検索結果に戻ってしまう可能性が高いです。
ブログでもタイトルと内容が違うと読者はすぐに帰ってしまうので、タイトルと内容を統一させることを意識するようにしましょう。
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読者が読みやすいデザインを意識する
読者に長く記事を読んでもらうためには、デザインにもこだわってみましょう。
記事の中にどれだけ良いことが書いてあっても、画像や装飾がなく文字だらけの記事ではすぐに別の記事を読みに行ってしまう可能性が高いからです。
読者が読みやすいブログデザインのポイントとしては、
- h2見出しの下に画像を入れる
- 吹き出しやボックスを使用する
- 強調したい部分に文字装飾を入れる
などになります。
デザインも直帰率を下げるためには重要な要素になりますので、こちらもぜひ意識してみてください。
各ページの滞在時間を伸ばすことを意識する
直帰率や離脱率を下げるには、記事の滞在時間を伸ばすことが重要です。
滞在時間が長い記事というのはそれだけしっかり読まれているということなので、自分の他の記事を読んでくれたり紹介している商品ページをクリックしてくれる可能性が高まります。
記事の滞在時間を伸ばすためには、
- ページの表示速度を改善する
- 文字だけでなく画像や図解で説明する
- 無駄に文章を長くしすぎない
などの方法があります。
直帰率の高い記事の修正を行う場合、他の記事に比べて滞在時間が短いものから優先的に行うのがおすすめです。
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まとめ:直帰率を改善するには読者ファーストが大事
ここまで、ブログの直帰率の目安や改善方法について詳しく解説してきました。
直帰率や離脱率が高い記事というのは、読者が「この記事ではなく別の記事を読みに行こう」と判断した可能性が高いです。
しっかりと検索意図を理解しユーザーの次の行動を予想することで、直帰率が下がり滞在時間の長い記事を書くことができるようになります。
今回の記事を参考に、直帰率や離脱率の低い記事を書けるようにライティングスキルを磨いていきましょう。