副業が一般的になりつつあり、本業以外の時間でWebライターの仕事を始めたいという人も多いのではないでしょうか?
ただ、「未経験の初心者Webライターでも本当に仕事ができるんだろうか・・・?」という不安を抱えている人も多いと思います。
そこで本記事では、
- Webライターとして副業を始める手順5ステップ
- Webライターの副業で稼げる収入の目安
- 初心者がWebライターの副業を始める際のQ&A
などについて詳しく解説する予定です。
これからWebライターの副業を始めたい人はぜひ参考にしてください。
タップできる目次
Webライターとはどんな副業?【初心者・未経験者向け】
Webライターとは個人や企業サイトの記事作成を代行して行う仕事です。
多くの個人・企業サイトでは記事作成を外部に委託して更新を行っているため、Webの利用者が多くなるにつれてWebライターの仕事も増えているような状況になります。
動画編集やプログラミングなどの特殊なスキルが必要なわけではなく、文章を書くことができれば始められるためこれから副業を始めたい人にもおすすめです。
Webライターとして副業を始める手順【5ステップで解説】
Webライターとして副業を始める手順を5ステップで解説します。
この手順に沿って行動を行えば、スムーズにWebライターの仕事を始めることができるようになるでしょう。
自分のブログを開設する
Webライターの副業を始めるのであれば、自分のブログを開設するようにしましょう。
自分のブログで記事を書くことでWebライティングのスキルが身に付きますし、仕事を受注する際のポートフォリオにもなるからです。
実際に僕もWebライターの仕事を受ける際にはこのブログ「ライノート」を見せるようにしており、記事単価6,000〜10,000円で仕事を受けることができています。
ブログ記事を書きつつWebライティングの勉強をする
自分のブログ記事を書きつつ、Webライティングの基礎知識を身に付けましょう。
本などを読んで勉強するのも大事ですが、やはり自分のブログ記事を書くことが一番の学びにつながります。
Webの世界は変化のスピードが早いため、実際に行動してみてその結果を元に改善を繰り返していくのが成長のためには一番早いです。
5〜10記事程度記事を書けばWebライティングの基礎は身に付くので、その後はいよいよWebライターの仕事受注に進んでいきましょう。
関連記事【初心者向け】ブログの書き方で最低限知っておくべき13のコツ
クラウドソーシングサイトに登録する
Webライターの仕事に応募するために、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングとは
インターネットを介して不特定多数の人に業務を委託する仕組みのこと。
クラウドソーシングサイトには以下のようなものがあります。
登録だけであれば無料なので、とりあえずすべて登録しておきましょう。
実際にWebライティングの仕事を受注する
クラウドソーシングサイトに登録できたら、実際にWebライティングの仕事を受注してみましょう。
最初は少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、やってみると意外と簡単に仕事を受けることができるのでまずは試しに仕事をやってみるのがおすすめです。
クラウドワークスを例にして説明すると、トップページの「募集中の仕事一覧」をクリックします。
「ライティング・記事作成」>「記事・Webコンテンツ作成」をクリックしてください。
仕事の数を見てみると、1,110件ありました。
検索で「初心者」と入れると、368件まで絞ることができました。
このように「初心者」や「未経験」などの言葉で絞り込むことで、初心者・未経験でも受けられる仕事だけを調べることができます。
まずはこのような方法で仕事を絞り込み、あなたの書けそうなテーマの依頼を受けてみるのがおすすめです。
単価アップの交渉をする
クラウドソーシングで仕事を受注して安定的に納品ができるようになれば、単価アップの交渉をしましょう。
ずっと同じ単価で仕事をしていても時給が上がっていかないので、効率よく稼ぎたいのであれば積極的に単価交渉をするのがおすすめです。
具体的には月に15〜20記事の納品ができれば、クライアントとしては「手放したくないライター」という存在になれます。
単価アップの交渉をしたからといって仕事をもらえなくなることはないので、思い切って単価交渉をするようにしてみましょう。
高品質な記事を定期的に納品してくれるライターさんは貴重なので、よほど大きな単価交渉をしない限りは了承してもらえるケースが多いです。
Webライターが副業で稼げる収入目安
文字単価 | Webライター経験 | 月収(6万字) |
---|---|---|
0.5~0.9円 | 1~3ヶ月 | 3~5.4万円 |
1~1.5円 | 3ヶ月~1年 | 6~9万円 |
1.5~2円 | 1~1.5年 | 9~12万円 |
2~2.5円 | 1.5~2年 | 12~15万円 |
Webライターが副業で稼げる収入の目安を表にまとめてみました。
1記事3,000文字×20記事で6万文字という想定で月収を計算しているので、より多くの記事数を納品できるのであれば収入はもっと上げることができるでしょう。
Webライターの収入は文字単価によって変わってくるので、ライティングスキルの向上に伴って適切な単価交渉を行うのが収入アップのためには必要です。
最初はどうしても単価が低くなってしまいますが、スキル向上に伴って月10万円以上の収入を得ることも可能になります。
初心者Webライターが副業を始める際のQ&A
初心者・未経験のWebライターが副業を始める際によくあるQ&Aをまとめました。
副業でWebライターの仕事を始める前にしっかり疑問点を解消し、スムーズに仕事を始められるようにしていきましょう。
Webライターは副業禁止の会社でもばれない?
たとえ副業禁止の会社であっても、Webライターの仕事はほとんどバレることはありません。
ライター情報にペンネームを使い、仕事を自宅だけで行っていれば会社の人にバレることはまずないでしょう。
ただ、ライター収入が年間20万円を超えて確定申告の必要が出てくると住民税を本業の所得と一緒に支払うため、経理の人に所得が増えたのがバレてしまう可能性があります。
その場合は、確定申告の住民税に関する事項で「自分で納付」に丸をつければ大丈夫です。
Webライティングの副業で初心者が稼ぐ難しい?
Webライティングの仕事は初心者でも比較的簡単に始めることができますが、最初は単価が低いため大きな金額を稼ぐのは難しいです。
ただ、しっかりとライティングスキルを高めて単価交渉を行っていけば、副業でも月10万円以上の収入を稼ぐことはできます。
大事なのはスキルを積み上げて実績を作るところなので、Webライターの仕事と並行して自分のブログ記事も書き続けるようにしましょう。
ブログが成長してアクセスが集まってくれば、自分のブログを単価交渉の材料にできるので比較的簡単に単価アップを了承してもらえます。
Webライターの副業はスマホだけでもできる?
スマホだけでもクラウドソーシングサイトに登録したり文字を入力することはできるので、基本的には可能です。
ただ、どうしてもパソコンのキーボードの方がタイピングスピードは早くなるためスマホだけだと作業効率は下がってしまいます。
最初はスマホだけで仕事をするのも良いですが、安いもので良いのでパソコンを購入して仕事をするのがおすすめです。
Webライターの副業で確定申告は必要?
Webライターの副収入が年間20万円を超えたら確定申告をする必要があります。
確定申告は1月1日から12月31日までの所得金額を計算し、翌年の2月16日〜3月15日の間に提出を行いましょう。
Webライターの仕事をするために必要なパソコンの購入代や出張の交通費などは経費にすることができるので、レシートや領収書を保管しておくのがおすすめです。
確定申告をしないと「無申告加算税」や「延滞税」が課される可能性があるため、忘れずに行うようにしましょう。
公務員はWebライターの仕事をしてOK?
公務員は原則として営利目的で仕事・業務を行うことができないため、副収入を目的にWebライターの副業を行うことはNGになります。
ただ、自宅でWebライターの仕事をしている分には他の人にバレることはほとんどありません。
確定申告の際に住民税の納付を「自分で納付」にしておけば職場にバレることもないでしょう。
ただ、あくまでも完全自己責任になりますので、公務員がWebライターの仕事をするかどうかは十分注意するようにしてください。
まとめ:副業Webライターは初心者でも稼げます
ここまで、Webライターの副業を始める手順や具体的な収入の目安、副業WebライターのよくあるQ&Aなどを解説してきました。
Webライターは特別なスキルがなくても始められる副業なので、未経験・初心者にはおすすめです。
ただ、月10万円以上などまとまった収入を得るためにはライティングスキルが必要不可欠なので、自分でブログを開設することで自分のスキルアップも行っていくのがよいでしょう。
あなたがWebライターの副業で収入を得られるようになることを応援しています。